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キメツ学園【鬼滅の刃】

第17章 灯籠


本番の日の前日はそれはもう…。めっちゃ快眠だった。前世のせいか、私は緊張というものとは無縁である。

だって鬼がいない夜だよ?鬼殺隊時代はそれを求めて闘ったんだもん。

…ううん。前世のことより、今が大切。


三年生の最後のステージ。そして、宇随先輩は明日からもう吹奏楽部にはいない。二度と来ない。


大切な本番だから。しっかりやらなきゃ。
















































学校の中にホールがあるって、さすが私立だよなぁ。そんなことを思いながら建物を見上げる。

朝の集合も終わり、午前中のリハーサルも終わり、お昼ごはんも食べ終わってしまった。


あとは本番。


緊張はしていない。ただ、何だか…。


おかしい。眠い。眠くて眠くてたまらない。昼休憩は三十分あるけど、本番前に眠るなんてことはしたくない。


どうして、どうして、どうして。


私は眠気を覚まそうとホールの外を歩いた。でも、耐えられなくて。

私は近くのベンチに座った。
はぁ、いい天気。太陽ポカポカ気持ちいい。



結局睡魔に勝てず、私は眠ってしまった。
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