• テキストサイズ

もう一度、あなたと【リヴァイ・エルヴィン】

第7章 満たされない心、届かない想い、消えてくれない恋心。


カチャカチャと無機質な食器の音だけが響く。

ハンジの言った通り、寝ていないからかもしれないが腹が立つ。

こいつ…あからさますぎるだろ。

乱暴に席を立ち、トレーを返しに行く。

「ちょっとリヴァイ!どこ行くの!」

「…うるせぇ。トレーを返しに行くだけだ」

「あ、そうなんだ」

チッ…いちいちうるせぇ奴だな

「ねぇ、なんでリヴァイのこと嫌いなの?」

「嫌いではありませんよ」

「じゃあなんで。嫌いだからじゃなかったっけ?」

「そんなこと言いましたかね…言ったのなら、取り消しでお願いします」

「はぁぁぁ?何それ…嫌いじゃないけどにがてぇぇ??」

声がでけぇんだよ、クソ眼鏡が。

丸聞こえだ。

「おい、8時から訓練だ。ついてこい」

「わかりました」













/ 46ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp