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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第5章 甘味屋での甘い休息




城へ戻ると城門で私達の帰りを待つ人影が一つ見えた。

「光秀様、お待ちしておりました!」

「ん……?」

(九兵衛さんだ。血相を変えてどうしたんだろう)

「お耳を」

「…………」

腕組みして九兵衛さんの話に耳を傾けるうちに、光秀さんから笑みが消えた。
さっきまでの表情との違いに、何だか心が騒つく。

(この表情は…あんまり好きじゃない)

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