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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第5章 甘味屋での甘い休息




最近は、秀人とのことを思い出してなかった。
厳しい指南と、何を考えているか分からない光秀さんに振り回されて、心身ともに疲れ果ててたから、夜は何も考えられず眠ってしまう。


久しぶりに秀人のことを思い出したことに、何となく後ろめたさみたいなものを感じる。



「どうした、何か罪でも犯したような怖い顔をして」

「えっ?」


光秀さんの笑みを滲ませた声に、はっと顔をあげる。


「……なんでも…」


(罪を犯す……、か。この人は私の中の後ろめたさまで見抜いてしまうんだな…)

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