第4章 手入れ部屋?
「では経験値の確認をしましょう」
「そうしてほしいんだけどその前に掃除用具を持ってきてほしい。手入れ部屋が使われていなさすぎてホコリがたまってて」
「そうでしたか!では五分ほどお待ちください」
そう言うとこんのすけはまたポンッと音をたてて消えた。
「ではこんのすけが来たらそちらへ向かわせますので部屋でお待ちください」
「あいわかった」
──五分後──
「戻りました!これでどうでしょう?」
「ワックスまで入ってる!十分だよ、ありがとう」
「お安いご用です!ところで三日月様は?」
「今朝のお部屋ですよ。ここに置くのはちょっと嫌だったので」
「なるほどわかりました。では頑張ってくださいね!」
「ありがとう!」
早速襖を全開にして掃除を始めた。