第3章 どうしましょ.....
「審神者様、おはようございます!」
とても元気よくこんのすけが入ってきた。
「朝から仲がよろしいようで、こんのすけ安心いたしました!」
「......見てたの?」
「いえ、結界を張られている上に審神者様のお声がしましたので今行くと殺されると思いまして少し離れた廊下にて待機しておりました!」
「はははっ、こんのすけはまこと賢い。だがもう少し遅くてもよかったのだぞ?」
「....もっと早くても良かったですよ」
「ほう、主が冷たい。悲しいなぁ、俺は主ともっと繋がりたかったと言うのに....」
「.....こんのすけ、用件はなんですか?」
「主よ、無視をするでない」
「仕事しなきゃいけないので後にしてください」
「仕事が終わったら構ってくれるのだな?」
眉を下げ三日月様にじっと見つめられる。
「............はい」
数秒間三日月様に見つめられた私に与えられた選択肢は「はい」の1つしかなかった。