第14章 歩み
あれから時が過ぎ本丸はとても賑やかになっていた。
新しく仲間が増えたりつよくなったり。
久々に来た政府の藤魌もとても驚いて泣いていた。
長谷部「主!?!!どどどうしたんですかその髪型は!?!!!」
長谷部が声を上げる。
「どう?」
長谷部の前でクルッと一回転して見せた。
蓮月は腰あたりまであった黒く長い髪を肩あたりまで切り落としていた。
「私も極!みたいなね!」
ふふっと笑ってみせる。取り乱した長谷部は咳払いし、落ち着かせる。
長谷部「短くなっても、とても綺麗ですよ主。後でその切られた髪を下さい。」
「あげません。」
キャキャッする一人と一振をみてため息をしながら、一振が部屋に入ってきた。
宗三「近侍がそんな取り乱して恥ずかしいですよ。」
長谷部「そ、宗三!」
宗三「少し落ち着きなさい。」
ぴしゃっと一言長谷部を切り捨てる宗三。
「ねぇねぇ!どうかな!?似合うかな!?」
宗三「女子力がありませんね」
主も一言切られてしまった。