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【刀剣乱舞 R18】クロユリを食む

第3章 生きる為には食べよ


「…っん…」

「痛くない?」

コクりと頷く。

どちらかと言えば、この感じは『擽ったい』に近い。

撫でる様に触れる燭台切様の手つきは優しくて、昨日感じた様な『怖さ』は無かった。

「彩」

耳元で名を囁かれる。

痺れるような、それでいて心臓を鷲掴みされるような、そんな感覚に陥った。

「いい身体してる」

「…はッ。あっ…」

耳元から首元に、胸元に、唇が寄せられる。


「…あッ…ぅんッ」

優しい手が膨らみの頂きに触れる度に、
彼の唇がソコを食む度に、

ピクリと身体が跳ねるような、はじめての刺激を感じた。

「ちゅぱっ」という水音が混じるリップ音と
息が上がっていく私の呼吸音が部屋中に響く。


「ッ…はぁ…っんぅ…」


「ここ、気持ちいい?」

頂きを舌で転がしながら、そう問いかけられた。

痛くはない。
身体が痺れる。

これを気持ちいいと言うんだろうか?

わけがわからず、再びコクりと頷いた。

「嬉しいな」

燭台切様が優しく笑う。

抱き締めるように背中にまわされた掌が背筋をなぞると


「…あぁっ」

私の身体は大きくしなった。


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