• テキストサイズ

星の砂✩【銀魂】

第24章 計画は大抵計画通りにはいかない【真選組女中編④】


「ねぇ、そこの君!」

こ、これはもしかして…まさにあのッ…ナンパ!?

少女漫画とかでこういうの見た事あるけど、まさか本当に現実でもこんな事があるなんて!

謎の感激を起こしながら声のする方へ勢いよく振り向いた

『はい、何かご用で…って…あれ?』

しかし振り向いた先には男の人の姿はなく、私は頭にハテナを浮かべた

…あれ?

すると私の視線の先に数人の女の人達に囲まれている男の人の姿があった

「ねぇ、そこの君!今暇?」

「お兄さん誰かと待ち合わせ?」

女の人達の隙間から微かに見えた人物の姿に私は思わず目を見開いた

「まぁ一応待ち合わせですかね…

雌豚と」

な"ッ…ナンパされたの私じゃなかったぁああ!

しかも沖田隊長もうとっくに来てたぁああ!!

女の人達の中心にいる沖田隊長の姿にガクッと肩を落とす

「ねぇ、今あたし達すっごく暇なの。良かったらこれから遊園地デートしない?」

「そうしたいのは山々なんですけどねィ…約束破ったらあの豚は後が怖いんで今回は遠慮しときまさァ」

くッ…誰が豚だ!
人がこんなに待ってるのに何平然と営業スマイルしてんのあの人!!

「ねー、その待ち合わせの人っていつ来るの?」

「さぁ…いつかは来るんじゃねェですかィ」

もうとっくに来てるわ!
そして全部聞こえてるわ!!

「えぇーわからないの?」

「遅刻魔なんでィ」

なにこの会話、恥ずかしいうえにムカつくんだけど!!

女の人達に対する沖田隊長の言葉に腹を立てていると次の瞬間、突然女の人達の中の1人が沖田隊長の腕に手を回した

「じゃあさ、その子が来るまででいいからちょっとだけ私達と遊ぼう♡」

『!』

沖田隊長に有無を言わさずそのまま強引に園内に連れて行こうとしたその時、

『その手を離してくれませんか』

私は沖田隊長の腕を掴んでいた女の人を勢いよく引き剥がした

「ちょ、なッ!何よアンタ!!」
/ 300ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp