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【弱ペダ/新開】王子と女の子D【甘】

第11章 No.11


ー新開side




俺…危なかった…

とびきりの笑顔で「ありがとう」って言われたら、
調子狂う…俺の方がありがとうなのに…

今日そんな結果出せてないのに…



東堂「おい、新開。また余計なこと考えてるな。」

「いや、今回は違う…。」

東堂「む。なんだ?」

「こんなにも…誰かのために頑張りたいって思ったの始めてた!」

東堂「おおー!」

荒北「なんか新開相当イキイキとしてんじゃナァイ?」

東堂「うむ。」

「さあ、明日も頑張ろう!」

東堂「当たり前だ。」

荒北「ハッ!ったりめーダロ。着替えてくる。」



俺はロード大好きだけど、
誰かのためにやってたわけじゃなくて、
俺は自分のためにやってた。

だけど、あんなに人を笑顔にできるのがロードだなんて、知らなかった。

俺はうさ吉の母親を轢き殺してしまい、ロードで人を喜ばせることがあまり分からなかった。

もちろん大会で優勝とかの喜びは分かるが、
ロードを全然分からない人を喜ばせることができるロードは本当にすごいなと思った。

明日はいい結果出せそうだ。





「きゃあああああああああ!」


「え!!!」

東堂「テントの方だ!!!」


俺と尽八は慌ててちゃんの叫び声が聞こえたテントへ急いで入った。


「ちゃん!大丈夫か!!」
東堂「!!!!!」



「へへへへんたいが入ってきたー!涙」

指をさす方向をおそるおそるみると…



荒北「ってぇ…。だから俺だって言ってんじゃんチャアン!」



上裸状態の靖友だった。

ちゃんはびっくりしてポカリをひたすら投げていたらしい。



「なんだ。靖友か。」
東堂「うむ。、その判断は正しい。荒北にポカリ投げ続けろ。」


荒北「はぁ!?ちょ、おめぇらァアアア!!」


「ぎゃああああ!」



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