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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます





「…今回は本当に私が悪かったんだよ。」

宇『…なにが?……お前カナエさんより
可愛いって言って欲しかっただけだろ?』

「………そ、そこまでバレてますか。」

宇『はい、派手にバレバレです。
………ったく、んな可愛いオネダリ
俺ならいくらでも聞いてやんのになぁ…。』

「……おっと……重くない?」

宇『……全然。…むしろ丁度いい。』



だから俺はそれを自然に引き寄せて
いつも通りの顔をして話を聞いてやる。

少しばかり気まずい思いをさせた
お返しみたいなもんだ。
断る方だって多少は色々不安だろう。

毎度胡座の上にを乗せてしまうのは
ちょっとした自分のエゴだが何もしないので
それくらいは寛大に許して欲しい。



「ねぇ、実弥気持ち悪いって思ったのかな。
…それか。いや、面倒って言われたんだった。」

宇『お前本当酷な奴だな、俺に聞く?それ。』

「……う”。けどほらバレてるしさ……。
男の人の方が…その、気持ち分かるかなって。」

宇『不死川は伝わってると思ってんだよ。
好きな奴が1番可愛いのが当たり前位に
思ってるんだろ馬鹿だから。』

「うーん。…そうだったらいいな。」



背を向けて俺の膝の上でそう呟く。
顔は見えないが見えなくて良かったと思う。

きっと今は寂しそうな顔をしている
それを見たら本気で不死川が嫌いになる。

俺が恐らく当たっている答えを言っても
結局が欲しがっている答えは
不死川本人からの言葉なんだ。

に優しい俺もそれは流石に堪える。

だからとりあえず優しく抱きしめて
ふわふわとした黒髪に顔を埋めた。

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