【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
宇『……甘えたくなるから…。なんて。
んな事言われてみてぇ。……クソ……。』
言われているのが自分ではないのに
とても小さな声で聞こえてきたその台詞に
背がゾクゾクとふるえて動けなくなった。
それがもし自分に向けられた言葉だったら
あの場で直ぐに抱きしめて
世界一可愛いと甘い言葉を素直に言っただろう。
それも結局妄想の世界だ。
そんな事を思うともう歩くのも嫌になり
適当な木に寄りかかりグダっと項垂れた。
宇『……あー。駄目だな。
派手に限界だ………情けなさすぎる。』
流石に疲れた。
あれだけ走ってココに来て
初めて鬼と戦って何体もおびき寄せて
確かに仮眠は少ししたが体力だけ考えても
中々しんどい1日ではあった。