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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます





宇『…派手に……しっくり来ちまった……。』
実『……何か………悪かったなァ………。』



けれど、彼も彼なりに
どうしようない完璧な答えが見つかったらしい。

恐らく きっかけとなってしまった実弥は
ソレに静かに謝ることしか出来なかった。

宇髄天元 はこんな下らないきっかけで
本当の自分の呼吸 音の呼吸 を明確に発見した。

きっかけなど、どこに落ちているのか
さらさらわかったものではない。


一同何とも言えない気持ちで固まっていると
茂みがガサガサと揺れて、
元気な仲間が焦ったように飛び出して来た。



杏『なんだどうした!?今の爆発音は何だ!!』

「おかえり杏寿郎………。おいもあるよ。」

杏『芋かっ!!それは嬉しいな!頂こう!!』



流石にあの激しい音に心配して
杏寿郎は焦ってこちらに来たのだろうが
今は説明するのが中々にめんどくさい。

はとりあえず焼けているであろう
芋を餌に杏寿郎の手を引いて少し距離を取らせた。




宇『うわぁぁぁあッッ!!!
素直に喜べねぇぇえええッッ!!』

し『あまりにも……不憫です。』
実『…………俺のせいなのかコレ。』



その姿を黙って見つめていた天元は
ついに謎の理不尽な状況に膝を着いて叫びだす。

呼吸の悩みに明確な答えが見つかったのに
何もこんなくだらない状況でなくていいだろう。

彼は真面目にコツコツ向き合ってきたのだ
その成果は修行や戦いの中で見つけて、
それを見てくれと自慢げに披露したかった。

あまりにも計画外であろこの出来事に
実弥としのぶはもう不憫だと見つめるしかない。

かける言葉も見つからないとは
まさに今の様な状況なのだろう。

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