【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
初めは確かに偶然だったかもしれないが
童磨が偵察に来るまで約1ヶ月間
移動もせずに同じ山で毎日五体以上の鬼が出る。
それは明らかに異常な事態だった。
実弥もそれは不思議には思っていたが
規格外だからか等と楽観的に捉えていた。
しかしと別れてから別の山に行っても
鬼殺隊の人達の話を聞いてみても
やはりソレは異常な事らしく皆目を丸くした。
その事実は明らかにに対して
執拗に鬼が差し向けられているという事を指す。
実弥はそれが少し心配になり
ニコニコ。と嬉しそうに笑いながら
火にくべた芋を木の枝でつついている
の頭に__そっ。と手を置いた。
実『………気…付けろよォ。』
「ふふっ、実弥の手は気持ちいいなぁ。」
実『はっ、本当呑気だなァ……。』
「大丈夫、ちゃんと理解してるから。
………実弥もそんなに心配しないで?」
頭の上においた手を両手で掴んで
にっこりと微笑む。
その顔に絆されて少しばかり黙っていると
それが気になったのか、品のいい黒目が
至近距離で実弥の顔を覗き込んできて
その目に___ゾワゾワ。と欲が湧き上がる。