【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
~ 一方、今日も無自覚の刃を放った
呑気で鬼畜な ちゃん ~
「(……杏寿郎可愛かったな。
私もしかしたらソッチなのかもしれない。)」
彼女は自分のその気質を
ひょんな事から唐突に理解したらしい。
どうにもあの杏寿郎が可愛くて仕方なかった。
「(つくづく性別間違えたな、私。)」
自覚してしまった女らしくないその性質に
またほんの少し女性として拗れる。
けれどあの杏寿郎はどうにも堪らなかった。
「お、着火した。……やることなくなったな。」
お前は火を起こせと 天元に言われたので
昨日も使った 手作りの竈に火をくべながら
___ぼけー。っと手際よく魚を捕まえる
天元としのぶを見つめている。
実『…早いな。川辺なのに湿気ってないのかァ?』
「……松ぼっくりあったから使ったの。
松ぼっくりは天然の着火剤だから……。
実弥も早いね、お芋っぽいのあったの?」
なるほど、それなら多少湿気っても
問題ないかと実弥はの横に
_スっ。と腰を下ろしながら
羽織に包んだ大量の芋らしき物を地面に置く。