【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
実『………な、なんだコレは!?』
宇『…あの鬼の人の頃の記憶だ。』
実『……あの男が……鬼になったてのか?』
宇『ああ、アレが原因だろうな。』
実弥と天元の目の前にも現れた映像では
優しげな男が殺された女を抱いて泣いていた。
誰よりも大切だったと泣き叫び
必死で生き返れと念じ続ける。
その周りを人が冷たい目を向けて見つめて
男を足蹴りにしている。
これが彼の1番強い記憶なのだろう。
その光景に救いはなく彼は人を恨みながら
鬼になった。1人残らず人を殺してやると。
「………辛かったね。…人が憎かったね。
大丈夫、貴方の罪は私が焼いたから。」
鬼『………もう……無くしたくないんだ……。』
が転がっている鬼の頸を拾い上げ
そっと抱きしめながらそう呟くと
鬼はホロホロと涙を流し出す。
「…終わったよ……。
もう自分をいじめないでいいんだよ。」
鬼『……………やっと…終われるのか…。』
最後にそう言った鬼はサラサラと
の腕から消え去っていく。