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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます




「皆が居るから、強くなれる。
沢山教えてくれたから私は変われたんだ。」


遠くから騒がしい声が聞こえる。
この声は天元と実弥だろう。

爆発音が混ざっているのは
天元が自慢げに語っていた 秘策 何だろう。


「いつも傍で皆の声が聞こえるから。
私は何時でも死ぬほど頑張れる。」


そのまた少し遠くからは
杏寿郎の声としのぶの声も聞こえている。

杏寿郎の声はよく通るから
しのぶはソレに消されないように
今必死に声を張り上げているのだろう。



「私は皆に救ってもらったから
今度は私に、皆を救わせてね。」


天元と実弥が私の名前を叫んで
鬼を追いやりながら近づいてきた。


「………いや、それだけじゃ足りないな。
私の感謝の気持ちはそんなもんじゃない。」


実『オラァっ!!クソ鬼を連れてきたぞッッ!!』
宇『不死川ッッ!俺たちはココで引くぞッッ!!』

鬼『な、何なんだお前らァァァッッ!!』


どちらが鬼か分からないその様に
少し笑いながら私は鬼の目の前に飛び降りた。

そしてその目を見つめると
鬼は何故か__ピタリ。と停止した。


「私はまだまだ背負うことができる。
その正しいやり方も皆が教えてくれた。」

鬼『な、何だ……お前のその目は……。』


実『なんであの鬼………動かねェんだ…。』
宇『が…何か ……してんだろうな。』



私の目を見て固まる鬼は恐怖に怯えている。

それが何故なのだか分からないけれど
私にはその瞳の奥が純粋で優しく見えた。

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