• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます





「私は実弥に会ってから
自然と感情が表せるようになった。」




ソレが少しばかり変化したのは彼に会ってから。


実弥との修行は毎日が楽しくて
気が付けば何も考えずに笑えるようになった。

照れ屋で優しい彼の隣はとても心地いい。


けれど鬼を消し去るまで絶対に死なないと
ひたすら突き進む姿をかっこいいと思いつつ
お願いだから死なないでくれと願った。


だから、そんな彼が幸せになれるように
少しでも彼の強さを手助けする事ができればと

私は自分の持っている強さを初めて
人の為に自然に使うことができた。

実弥と修行をしてお互いに認めあって
少しづつまた2人で強くなる。

それがまるで自分が認められているようで
少し気恥ずかしかったがとても嬉しかった。

実弥は私に色々な感情を教えてくれたんだ。
だから私も実弥には笑っていて欲しい。



「童磨を見た時に少しだけお節介したくなった。」



そんな中なんの感情も持たない童磨と会った。

何に反応したのか少しばかりでた興味に
戸惑う童磨を見て、何故か今の自分と重なった。

鬼の彼にこんな感情を抱くのはおかしいが
何とも思っていなかった鬼を救いたいと
その時初めてそんなお節介な気持ちが芽生えた。

彼は感情に怯えているのを隠して
無理矢理おどけている様に私には見えて
それは怖くないよと抱きしめたくなった時は
自分でも中々驚いた。


それから私は鬼の”正体”を考えるようになり
鬼を斬る度に何故か空虚感が襲うようになった。

彼は私が鬼を恨めなくなったきっけだった。

だからこそ童磨に心を知って欲しいと
静かに1人で願っている。

ほんの少し私にとって特別な鬼 なのだ。
私も彼にとても興味がある。

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp