• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます




実『…はっ、何そんなに悩んでやがる。』
「実弥。今回は血を使っちゃ駄目だからね?」

実『あァっ!?何でだよ!!』

し『………あ、稀血でしたもんね。』
杏『良し、いいな!!血を吐け不死川っ!!』
宇『…稀血ってのは、そんなに効果があんのか?』


は実弥の稀血を使うことに
ノリノリな弟子達に少しため息をついてから
実弥の前へと移動して真っ直ぐに彼を見めた。



「私は実弥の腕がァ!!とか
自分を傷つけないでぇ!!とか
そんなバカな事を言うつもりはない。」

実『……なら尚更いいじゃねェか。
1番手っ取り早い上にやり易い。』



問題がない傷で鬼に対して効果があるのなら
それを止めるつもりはにはない。

確かにできるだけ怪我はして欲しくは無いが
戦って勝つためならば構わない。そう思っている。

それは実弥も同じなのだろう。

止められた事を不服に感じて
仏頂面でを恨めしそうに睨んでいた。



「能ある鷹は爪を隠す。っていうけど
才能を隠すのにも努力が必要なんだよ?」

実『………どういう事だァ?』

「実弥のその血は鬼も酔わせる。
それはとっても強い武器になる。」

実『だから、いざって時に使える様に
今は隠す訓練をしろって…そういう事かァ?』

「その通り。
思っているよりも凄く難しいことだよ。
できる限り自分が傷つかない様に心掛けて
行動してみて、それが今回の実弥の課題。」



彼の稀血は上弦の鬼ですら酔わせる。
それは明らかに大きな武器になるのだ。

実弥があんなに無茶な方法で
1人鬼狩りをしていても生き残れたのは
ソレも無関係では無いのだろう。

そんなに大きな効果があるのなら
秘策として隠しておいて
ここぞと言う時に使うのが1番良い。

に対しての鬼舞辻無惨の
監視が強くなっている今、
この修行も見ている可能性は0ではない。

そんな注目の中でその武器を使うのは
利口では無いとは考えたのだ。

それでも実弥は少し気に入らないのだろう。
仏頂面ままで中々返事をしない。

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp