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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す



ニヤリと笑って顎に手を添えた義慈は
とてもカッコイイのだが、
少しばかり忘れてはいけない問題があるのだ。



「……あ、あー。…すぐ人来ますよ?」
義『じゃあ、来ねぇとこ移動すっか?』

「い、いや。そう言う事じゃなくて。」
義『杏寿郎にもさせてただろ。俺もしてぇ。』

「いや、してぇ。じゃなくて。」
義『………るせぇな。…ちょっと位良いだろ。』

「…………辞めた方が…良いですよ?」
義『あぁ?…なんでだよ………あー。わかった。』

「私言いましたからね?すぐ人が来るって。」

義『……柚樹頼む。熱湯は本当に辞めてくれ。』


それはそうだ。
2人は朝食を持ってくるだけ、すぐに戻ってくる。
押し倒した直後には既に襖が空いていた。

柚樹はお茶用のヤカンをもって
既に義慈の首筋に向けて湯口を斜めにしている。



柚『ならソコを退きなさいこの幼女趣味。』
義『あぢぃっっ!!にかかるだろ!』

柚『なら守り抜きなさい……ほら。』

義『おい!あぢぃっ!!…な…なんで俺いつも
痛てぇことばっかされんの!?あぢぃっ!!』


ポツリ ポツリ。と器用に1滴づつ
ちょうどうなじの辺りに熱湯をたらしていく。

狙われてるのが首なので少し動けば
下にいるにかかってしまうため
どうにも動けない。やはり柚樹はドS だ。


柚『………はぁ。本当油断も隙も無い。』
槇『(や、やはり柚樹は怖いな………。)』


熱がる姿を見て満足したのか
柚樹はふいっと背を向けて朝食を並べ出す。

それをみて少しばかり恐怖を感じ
己に矛先が向かぬように槇寿郎もそれを手伝う。

とりあえず体制は変わっていないが
威嚇したので安心したのだろう、
柚樹はもう2人のことは気にしていないらしい。

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