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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す




義『……、かかってねぇか?』

「だ、大丈夫ですよ。えと、大丈夫ですか?」

義『…なあ俺最近、毎日痛てぇんだけど。』


そう言えば義慈は最近痛い目によくあっている。

童磨と戦って死にかけたり
その傷のままカナエに抱きつかれて痛かったり
昨日の王様ゲームでもだいぶ痛かったり。

理由はほぼカナエなのだが
確かに最近毎日痛そうである。

自分にできる範囲なら少しばかり
最近可哀想な義慈のお願いを
聞いてあげるのも良いかもしれない。


「あの、ちょっと耳貸してください。」

義『……ん?…なんだ?』

「…………おはようございます義慈さん。」


おはようと同時に __ちゅっ。と
可愛い音を立てて頬に唇があたる。

あまりにも彼が可哀想だったので
はリクエストにできるだけ
答えてくれたようだ。


「頬……なら異国では挨拶ですから。」


それだけ告げてスルッと腕を抜け出し
柚樹達の手伝いに向かう。



義『え、じゃあ毎日してくれよ。』

「柚樹さん、みんな起こしてきますね!!」

柚『はい、お願いしますね。』


流石にそんな贅沢な叫びは無視された。
やはりここの所、義慈は少し可哀想。

しかし本人は無視が気にならないほど
先程の可愛い挨拶がとても嬉しかったようだ。


義『(………いい朝だな。)』


ニヤつく義慈の首筋にまた熱湯が
___ポツリ。と落ちるまで後5秒。


4 3 2 1………。


義『…あっぢぃっっ!!!!』
柚『気色悪い顔を引きしめなさい。』

槇『……冷茶漬け美味そうだな。梅か。』


いってきますの前の少しばかりの時間。
彼等はいつも通り賑やかだった。


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