【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
柚『静かにして下さいね?』
槇『既にいびきが聞こえている。大丈夫だ。』
義『よし、開けんぞ?』
夜がだいぶ深くなった頃。
大人3人は少し酔い覚ましにと
3人が寝ている部屋を__そっ。と覗きにきた。
柚『…ふふっ、よく寝てまいすね。』
義『はっ、縄抜け覚えたのか。偉いな。』
槇『ははっ、こう見ると本当にガキだな。』
気持ちよさそうに眠る3人の姿は
大人から見ると実に可愛らしく見える。
何だかんだ、彼等は思春期真っ盛り。
頭の中にはいつもあの可愛い笑顔が居る。
そして強くカッコイイ後姿に憧れる。
少しばかり大人になった彼らだが
結局の所、普通の男の子。
いつか彼女や皆を守れるようになりたい。
そう願って彼等は明日も剣を振い続ける。
そんな彼等の将来はとても楽しみだ。
【 優しい彼等が無事に強くなって
格好良い大人になれますように。】
大人達は彼等のまだ少し幼い寝顔に
そんな優しい祈りを捧げてから
静かに襖をしめた。
大人になるまでは自分達が…。
彼等が安心して強くなれるように
命に変えても守り抜いてみせよう。
新しい芽をつませるなど死んでもさせるか。
格好良い大人達は
そんな事を思いながらまた酒を煽るのだった。