【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
し『こ。こんな感じで…その。
……大人の余裕に、燃えてしまいました。』
「流石柚樹さん。……めっちゃ男前。」
カ『それは、惚れるわねぇ。
大人の余裕と……可愛い1面。…卑怯だわ。』
し『あんな男らしい人見たことないです。
…攻め立てると決めても、やっぱり少し
あんなに綺麗だとたじろぎます………。』
そう言って頬を染めるしのぶは
鼻先を抑えている。きっと王様ゲームでの
柚樹の口付けを思い出しているのだろう。
「か、可愛い。可愛いよしのぶ。
私、実は女性もいける口だから大丈夫よ?」
し『……私は無理です。ごめんなさい。』
「…めっちゃハッキリ振られたっ!!!」
カ『さあ、オチも着いたしねましょうか。』
「私の失恋オチにされたっ!!!」
し『…気持ち悪いですね。…ねましょう。』
そう言って ガーンと ショックを受ける
を取り残して2人は静かに目を閉じる。
そんな2人には微笑んで
この姉妹は本当に猫のようで可愛らしいなぁと
思いながら自分も布団に潜り込んだ。
「しのぶ、カナエさん。また明日。」
し 『…、また明日。』
カ『ふふっ。ちゃん、また明日ね。』
3人はおやすみを言わずに
また明日。と呟いて眠りに落ちた。
時たま開催するお泊まり会は
いつもこの言葉で眠りを告げる。
そして朝 おはよう と
当たり前の様に言った時3人は
1番の幸せを噛み締めるのだ。
”今日も大切な皆に会えた。”
それが何よりも幸せなこと。
スヤスヤと眠る3人の顔は
揃いの笑顔を浮かべていて
そんな明日を夢見ているのか
とても幸せそうだった。
”恋と甘味は大好物。”
そんな普通の女の子は
明日もひたすら剣を振る。
みんなの幸せを願いながら
誰よりもかっこよく素敵な女性になるために。