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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す




し『柚樹さん、私負けませんから。』

柚『あー…。ちょっと歳が離れてるからなぁ。
きっとこれから沢山素敵な人に出会うよ。』


女っ気たっぷりでそう宣言され
察しの良い柚樹は直ぐに意図が分かり
やんわり 僕はやめなさい。 と拒否をした。



し『貴方の想い人はどうなるんですかね?
私と1つしか歳が違いませんけど。』

柚『そ、それとこれとは話が別なんだよ。』
し『それなら、それとコレも話は別ですよ。』




全く引かないしのぶに柚樹はため息をつく。

優しく言っても彼女は諦めてはくれないらしい
それならばしかない。と冷たい目線を送る。

変に期待をさせるよりこの方がきっと
彼女の為になる。柚樹はそう思い、
こんどはハッキリと否定の意を示す。



柚『……君はとても魅力的になると思うけど
僕には可愛い子供にしか見えないから、
その感情は向けないで貰ってもいいかな?
正直答えるつもりは無いし、迷惑なんだよ。』


し『もう決めたので無理です。
貴方より素敵で綺麗な方は生憎いないので。』



そう言ってもまだ瞳は揺るがない。

強情で気が強い瞳が
何となくに似ていてる。

けれど明らかに違うソレが
柚樹は居心地が悪く感じて眉間に皺をよせる。


柚『僕は彼女に本気だからそれに答えないよ?』

し『知ってますよ。…だからせめて。
貴方の顔を赤くさせてみせます………。』



自分の冷たい態度に流石にこたえたのか
しのぶの瞳は少し潤いをおびてきて
これはの瞳とは違うと自覚する。


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