• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す



柚『……ちょ、直球だね。』

し『私、その反応は不服なんです。
良いじゃないですか男性が綺麗でも。』



腑に落ちない。そちらの方が
気恥しさより勝ったしのぶは
わかって欲しいと素直に伝える。

ウジウジするのはあまり好きでは無いのだ。

それなのに柚樹は自分の毛先をクルクルと
回しながら、珍しく不満気な顔をする。



柚『んーけど僕は、綺麗よりも
かっこいいの方がやっぱり嬉しいんだよ。
そうだなぁ……短髪にでもしようかなぁ。』

し『嫌ですっ!!勿体ないですっ!!』



せっかく綺麗な髪だ、そんなのは勿体ない。

しのぶは自分の発言のせいで、柚樹が
恐らく似合わないであろう短髪になるなんて
それこそとても不服である。

焦って嫌だと伝えると、柚樹は
にっこっ。と微笑んでしのぶに目線を合わせた。



柚『あれ?長髪の男性が好みなのかい?』

し『……あ……か、揶揄ったんですね!?』



茶化す様にそう言われて、
さっきの髪を切るのが嘘であったと
直ぐに察した。明らかに揶揄われている。

少しばかり膨れていると
__ふにっ。と両頬を潰されて
少し口から空気が抜けた。

そんなしのぶを見て 可愛いなぁ。と
言いながらしのぶの唇に
指先をそっと添えて、柚樹はまた微笑む。

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp