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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す





し『気が付いたら、何となく
ドキドキする様になってきて。
……けど推しだと思ってたんです。』


カ 『「(きたきたコレよ!!)」』


し『2人が上弦の弐に会ったのだと
私が知った時の話なんですが………。』


カ『あら、ずいぶん最近ね。』
「最近ていうか、最早この前の話なのね。」



どうやら、何となくこの感情は変だと
自分の気持ちに疑問点があったのだが
そもそも1番素敵だと思っている相手なので
の言う”推しが尊い”と言う奴か。

とこういう時の話のネタ程度に
しのぶは考えていたが、やはり
それを覆す何かがあったらしい。



し『…私その時…。とっても不安で
情けないですが、動けなかったんです。』



2人が居なくなるかもしれない。
そんな状況を聞いてしのぶは
愕然と涙を流すしか出来なかった。


そんな時、立ち尽くす自分の頭に
__ポン。と優しい手が降ってきた


_______『キチンと受け入れなさい。
コレが僕達の選んだ仕事です。』_______


目線を合わせてそういう柚樹の顔は
いつもより厳しく、口調も強い。

それでも真っ直ぐに見つめてくる瞳は
とても優しくてその全てにしのぶは
目が覚めたような衝撃が走った。


”私も自分に出来ることをやらなくちゃ。”


そう思わされて、涙を拭うがまだ声は出せない。

けれど何とか涙を堪えて拳を握っていると、
目の前の厳しかった顔がふわりと笑った。


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