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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す




カ『そんな大切な物、貰っていいの?』

「正直こんなに使いきれません。それに
杏寿郎の優しさがいっぱい詰まってます!
きっと素敵なご利益がありますよ?」

し『それを大切にするの
優しい気持ちも入ってますからね。
素敵なご利益がいっぱいありそうです。』

「いっぱいあるからしのぶにもお裾分け。
2人ともちゃーんと使って下さいね?」

カ『本当に素敵な紙ね。ありがとう。』
し『………つ、使って……みますっ!!』


きっと2人の優しさが詰まったこの紙は
それぞれの想い人へ送られて
素敵な返事を彼女達に運んでくるだろう。

幸せのおすそ分けをしたは
何を書こうかと相談し始めた2人を
にこにこと幸せそうに見守った。


「ふふっ、私、2人と会えて良かった。」


時たま色々あって言えない時もあるが
伝えられる時はなるべく素直に伝えよう。

そう思って2人に素直な気持ちを伝えると
しのぶとカナエは顔を見合わせて笑う。


し『私達の宿敵はあんなこと言ってますが。』
カ『…そうねぇ、勝ち誇ってるわね。』

「え”っ、そこはこう…私もっ!!的な…。」

し『酷いっ、馬鹿にしてるわっ!!』
カ『しのぶっ!!姉さんも辛いわっ!!』

「ちょ、駄目。抱きしめあってる姿が
眼福過ぎて鼻血でそう。辛い、辛いよ。」



こんな冗談を言い合えるのも
お互いが嫌いになどならないと
信頼しあっているから出来ること。

しのぶとカナエにとっては
恐らくお互いの想い人の想い人。

本来は少しばかり複雑な相手のはずなのだが
それでもだから良いのだ。

なんせこんなにもの事が大好きで
一緒にいて幸せになるのだから
ほんの少しの嫉妬など関係がない。

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