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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第24章 時は止まらず動き出す



と実弥はまだ子供。世間的に見ると
事の進みは何だかんだ言ってだいぶ早熟だ。

どちらかと言えば大人のカナエの方が
確かに少しばかり問題はあるだろう。



し『……とりあず照れると手が出るのを
何とか治さないといけないですね……。』

カ『む、無理よ。あんなにかっこいいのよ?
それに平気で触れてくるし……無理無理っ!』

「………よし。それなら手紙です手紙っ!!」

し『名案ですね!!それなら顔は見ませんし
頃合いも自分で決められます。頑張って下さい!』

カ『………て、手紙…なら頑張れるかしら。』


そう言って前向きに検討するカナエを見て
はゴソゴソと自分の机を探る。


「……あった!カナエさんこれあげます!!」

カ『……あら。可愛いらしい。』
し『本当ですね!!コレどうしたんです?』

「杏寿郎がたまに花を摘んでくるでしょ?
初めは押し花にして栞作っていたんだけど
あまりにも多いから、ソレで染めてみたの!」



手渡されたのは色とりどりの綺麗な紙。

瑠火から” 女性は花を貰うと嬉しい。”
と聞いた杏寿郎は咲いている花を見つけると
それを摘んでに渡してくれるのだが

とにかく花なら何でも摘んできて
それがほぼ毎日なので中々量が大量なのだ。

その花を枯らすのが勿体ないと
少し飾って眺めてから、は
染料を抽出して、大切に紙を染めていた。

小さな雑草の様な花でも
例えば酷い花言葉の花であっても
杏寿郎の気持ちが嬉しいにとっては
貰った全てが大切な宝物なのだ。

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