【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
カ『……っ………ぁ…。/////』
義『お、お前強くなったな……つ、捕まえたぞ。』
「おお、丁度良い頃合いだっ!!」
し『もう、どこいってたんですか?
不死川さんとイチャついてましたね?』
「……ぅ。ば、バレとる。
そ、それよりやっと捕まえた。
ってか押し倒してるね、あれ。」
し『あれはアレで有りですね。』
「……確かに有りだね。」
が夕食会のへやに戻ると
ボロボロの義慈が
真っ赤なカナエを押し倒して笑っていた。
抱きしめるのは無理だったのだろう、
両手を押さえつけて覆い被さるようにしながら
したり顔でその様を嬉しそうに見ている。
これだけ激しく乱闘したせいで
最早照れなどなくなり捕まえることが目的に
なってしまったらしい義慈は、照れもなく
楽しそうにカナエの耳元に顔を寄せる。
カ『………っ。…ゃ…っ/////』
義『俺はカナエの
気が強い所と綺麗な顔が好きだ。』
カ『っ…………。/////』
義『ははっ!!やっぱいい女になったなカナエ!』
し『こ、これは良いですっ!!
さあ姉さんっっ!!次は姉さんですよ!!』
「こ、これは尊すぎるっっ!!最高!」
柚『これは高得点ですね。』
愼『いや、クサイだろう。』
宇『おれは派手でいいと思います。』
杏『うむ!俺もそう思うぞっ!!!』
サラッと言い切ってから、
真っ赤なカナエを見て面白そうに笑う義慈。
オマケにいつも義慈がカナエに言う
決まり文句もつけられたカナエは
嬉しさと戸惑いからやっと大人しくなった。
カ『…ぇ…ぁの…。////』
義『ほら、嘘でもいいから。終わらせるぞ。』
そう言って自分の耳をカナエに近づけてやると
遂に観念したカナエがポソポソっと小声で呟いた。
カ『義慈さんの…男らしい見た目と
優しい所が…す、好き……です…。』
義『ははっ!!ありがとうよ!!』
カ『う、嘘ですからねっっ!!!』
義『うぉっ!!もう勘弁してくれっ!!
雑魚鬼捕まえるより苦労したんだっ!!
ご褒美くれぇ貰っても良いだろうがっ!!』
揶揄う様に笑った義慈を
起き上がりながら蹴り飛ばしたカナエは
__ヒョイッ。と蹴りを避けながら言い放った
義慈の言葉に呆然と立ち尽くす。