【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
「さ、実弥もやっぱりああいう。
その、カナエさんみたいな女らしい人が
…好みなの?えと、可愛いもんねとっても。」
実『…お前、真っ赤になって何言ってんだァ?』
「実弥が女の人褒めるの初めてだったから。
よくわかんないけど…モヤッとして。
あー…。ごめんなさい。…性格悪いな、私。」
実『(嫉妬してんのか…これ。)』
真っ赤な顔でそう言い切ったは
気まずそうに えへへ。と笑ってから
小指を離して__スクっ。と立ち上がる。
その顔まま、皆の元へ混ざろうとする
の腕をつかんだ実弥は
__グッ。自分の方へ引き寄せ抱きとめた。
実『…んな顔してそっち行くな。』
「…さ、実弥?」
実『…ここ出るぞ。』
「けど、その…。」
実『まだアレは当分終わんねェ。
見ろ、こっちなんか気にしてねェよ。』
そう言った実弥は襖の方へを
_グイッ。と引っ張って連れていく。
相変わらず騒ぎまくっている一行は
2人の会話も行動も気が付いていないのだろう。
誰もそれを止める者はいない。
結局襖の向こうまで引っ張られてしまい
そのまま手を引かれ廊下をスタスタと歩く。
「ねぇ…実弥。」
実『……………。』
は仏頂面の実弥に不安になり
名前を呼んでみるも、返答は返って来ない。
「実弥、返事くらい…。」
実『……るせェ。』
「…っ…え?あの…実弥…近い…。」
結局、無言のまま実弥の部屋へ連れこまれ
襖を閉めて直ぐに、__ドンッ。と
強引に壁へ手を置き押さえつけられた。
「えっと。…どうしたの?
あの…実弥何か…怒ってる?」
実『……怒ってねェよ。』
「…じゃあ、何でそんな顔してるの?」
唐突にそんな事をされたので
真っ赤になって真意を聞こうとするが、
実弥はそんなもの関係ないと言わんばかりに
不機嫌そうな顔を_グッ。とに近づけた。
「…ね、ねぇ。本当にどうしたのよ。」
実『甘えてェんだろ?甘やかしてやるよ。』
「………っ……んっ!?////」
甘やかすと言ってから
間髪入れずに唇に噛み付いて
頭の後ろを少し乱暴に押さえつけられた。
同意も聞かずにこんな乱暴にされるのは
も予想外だったのだろう
抵抗も忘れて目をぱちくりとさせる。