【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
先に言わせようとした天元だったが
不快な無言に痺れを切らして耳元で呟いた。
宇『真っ直ぐな所と…うるさい所が好きだ。』
杏『そうか!!俺は宇髄の優しい所と
無理に威張る所が面白くて好きだっ!!!』
それだけお互いに言い切ると
___バッ。と離れて流石に照れくさそうにする。
仲間同士、お互いに信頼はしているのだろう。
抱き合う事は気持ち悪いが、褒め合う事は
素直に嬉しかったようだ。
結局仲良しな2人を見ては
目を見開きふるふると震えている。
「あ、駄目……私の弟子可愛い。」
槇『辞めてくれ。』
実『アイツらの気持ちを考えてやれェ…。』
し『さあっ!!余興は終わりですよっ!!
姉さんっ!!義慈さんっ!!どうぞっ!!』
宇『胡蝶コノヤロウ…派手に覚えてろよ!!』
杏『………少しばかり不服だっ!!!』
しのぶの声に2人はビクッと肩を揺らして
助けを求めるようにに視線を送る。
義『お、お前らみたいに子供じゃねぇんだ。
その……勘弁してくれねぇか?』
カ『そ、そうよ。あのもう少し難易度を……』
「私接吻しましたよ?ダメですよ。
あ、変わりに接吻にするなら良いですよ?」
し『王様の命令は絶対ですっ!!』
義『わ、分かったよっ!!
カナエ!!とっとと終わらすぞっっ!!』
カ『いっ………いやぁあっ!!!』
義『い………ってぇっ!!何すんだよっ!!』
一同『『『(綺麗な平手打ちだな。)』』』
カナエの悲鳴と共に___バチーン。と
景気のいい平手打ちの音が響く。
恥ずかしすぎて手が出てしまったらしい。
けれどこのままでは何時までも終わらないと
義慈は何とか抱きしめようとするが
まるで警戒心の強い野良猫のように
カナエは真っ赤な顔で必死に抵抗する。