第5章 ヤクザの組長とマフィアの若に溺愛されてます
俺は深海真言(しんかいまこと)
中学三年生14才
昔からクールでツンデレは生まれつきというもの
無自覚ながらエロの素質があるそうだ
その素質のせいで、男に抱かれたり好かれたり
こんな、ひねくれた性格しているけど
根はピュアで素直にお人好し過ぎるドスケベな男
今日も校舎裏で告白されていた所だ
「まことが好きだ。結婚前提につき合って欲しい」
情熱的な告白に、胸がギューッと締め付けられ
ドキドキしている
下半身が起ってしまい、内股で隠して
嬉しい喜んでと告白をオッケーしようとするが
生まれつきのツンデレな態度が表に出る
「何言ってんの?ぼくは男となんて無理・・・・・・じゃあ。」
「絶対諦めねぇからな!!!!!」
「・・・・・・告白されちゃったよ!(毎日連続で)俺と結婚前提にって。おつきあい、してって。嬉しかったのに。あぁん!!俺のバカ~!!」
「ただいま。」
「待ってたぞ、まこと~!!!あぁあ!!!」
ドタドタと大きい足音たてて、犬みたいに尻尾をふる男
俺の実の父親
巴(ともえ)
37才
母親が亡くなり、俺の面倒を死ぬまで見てくれている
面倒を見てくれているのはもう一人いる。
「おい巴。可愛いまことに馴れ馴れしく抱くな。」
この人は俺の義理の父親で
奉忌(ともき)さんという男性
巴とは従兄弟で血は繋がっていない
年は39才独身
生まれた頃から面倒を見てもらい
密かに片想いしている
大人になったら結婚すると
小学生の頃からずっと教会で天使のように両手を絡ませてお祈りをしている
巴には口に出しせないけど。
「まこと。浮かない顔だね。今日も告白された?」
「され、てない・・・・・・情熱的な告白された・・・・・・」