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白銀の女神[リヴァイ・エルヴィン]

第8章 初陣



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モブリットが血相を変えて伝達に来た。
嫌な予感がした。

「だそうだ、エルヴィンどうする」


「このまま進む、リヴァイは後方の支援にあたれ。
荷馬車はなんとしても守らねばならん」


「了解だ」



荷馬車班はハンジの班だ。
エマもいる。
エルヴィンは作戦の遂行だけで、エマのことなんか全く考えてもいない様子だ。
あれだけ囲っておいて。
つくづく食えねぇやつだ。

だが、とにかく早く向かわねぇと嫌な予感がする。




案の定嫌な予感は的中した。

荷馬車とはすれ違えたので無事がわかったが、荷馬車護衛班は応戦中との報告だった。
戦闘のあった様子。
三体倒れてるが、伝達だともう一体奇行種がいた筈だ。



「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



これは…エマの声か?
急いで声の方向へ向かうと、兵士が一人やられている。
足が変な方向に向き見るからにボロボロになったエマを止めるハンジ。
#NAME1の顔はこれまで見たことない殺気で満ちている。
順手で持つようになったというブレードは逆手に持ち替えられていた。




巨人がいよいよエマとハンジに迫ろうとした瞬間、頸を削いだ。
間に合った。

が、これはどういう状況だ。


問いただした瞬間、エマの意識が落ちた。
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