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イケメン戦国 《短編集》
第6章 「寒い冬に」明智光秀
──朝になって肌寒い中、
私は光秀さんを見送るため御殿の玄関までついてきた。
外は冷たい風が肌を刺すようなそんな寒さで、
やっぱり冬だなと思ってしまうのだ。
「すぐ戻る。いい子で待っていろ」
「子供じゃないんですから」
「あぁ、そうだったな」
光秀さんは相変わらず私をいじり倒して行ってしまった。
大丈夫また早い内に必ず会えると知っているから…。
私はそれを糧にしてまた頑張ることにした。
【the end】
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