• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第23章 バレンタインデー


「光忠ありがとう!お話してたらもう作り終わっちゃった」

「僕は何もしてないけどね」

「居てくれただけで感謝!大好き」

「こらこら、愛の言葉は伽羅ちゃんにしか言っちゃ駄目だよ」

「大倶利伽羅さんとは、違う好き、だもん…」

「ふふ…わかってるよ、僕も好きだよ。明日伽羅ちゃんにチョコ渡す時間は僕達部屋からいなくなるからさ、二人で少しでもゆっくりしなよ。近侍部屋に和泉守くんがいるから主ちゃんの部屋は無理だと思うからね」

「い、いいの?」

「勿論だよ」


じゃあ、頑張って!と光忠は厨を出ていった。
本当に優しい。

明日は大倶利伽羅さんは午後から出陣の予定がある。
なので帰還してから夕餉の時間までの1時間くらいかなぁ、とにかく少しの時間しかないけど、それでも二人で過ごせるんだと思うと、嬉しくて堪らない。

執務室に戻って、兼さんと一緒に仕事を終わらせた。


「兼さんありがとう。お仕事終わるの早くて助かった」

「あったりめーだろ!俺が本気出せばこんなもんよ」

「出来れば内番もそれくらい頑張って欲しいなぁ」

「それは、あれだな…」


内番に関しては、兼さんは堀川くんと一緒に割り振らないと真面目に取り組まないのだ。他のことは割と真面目なんだけどなぁ…


/ 1252ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp