第4章 初めての魔法
ローズは素晴らしい笑顔で言いきった。
「ローズは凄いんだね、ローズの他にも序言葉を唱えなくても魔法が使える人はいるの?」
「いるが私が知る限りでは一人だけだな」
「そんなに少ないの!?」
「そりゃ、そこまでたどり着くのに何十年とかかるものだし大概の者が挫折するからな」
「ローズはいつ頃出来るようになったの?」
「そうだなー、私は50年前だったかな?」
「.....ローズって本当に何歳なの?」
「.....女同士とはいえ教えないよ」
........本当にローズは謎が多い。
「まぁ、そんなことより練習を始めよう」