• テキストサイズ

Suprême.

第3章 Vierge Marie.


それを聞いた悠姫の笑顔にヒビが入る。

「そんな事言う奴には、

私のジビエちゃんたちの魅力を教育し直しちゃうぞ☆」

と腕まくりをする悠姫。

「小一時間程待ってて…」

と出ていこうとする悠姫を涼子と恵が全力で止める。

「この時間から鴨か何か締める気!?」

「悠姫ちゃん落ち着いて〜!!」

後ろから創真が、待て待て〜と声をかける。

「ここはひとつ、俺が今日作った新作料理を…」

「おぉ〜幸平!よっしゃこいやぁ!!」

とテンションがあがる昭二の隣。

パカッと開けたタッパーの中は、

どう見てもゲテモノにしか見えないソレ。

『何あれ…、ゲソ?を何で和えてるの…。蜂蜜??』

と引きながらそれを見守る琥珀。

それを軽く口に放り込む昭二。

「あ、ごめん。それ失敗作だったわ」

「不味ーーーっ!!」

最終的に吐き出してしまった。

キャハハハ!とそれを見て爆笑している悠姫。

『でしょうね…』

「いやわりぃわりぃ」

とケラケラ笑いながら謝る創真。

「このままじゃ召されちゃうよ…!」

と本気で心配している恵の前で、

急に尻を振り出す慧。

いつもの如く裸エプロンだ。

「うぉっ、でた」

「一色先輩の、気付いたときには裸エプロンイリュージョン!」

ギャハハ!と皆大ウケしている。

『楽しそうだなぁ…』

と本日2回目の台詞を呟きながら、

持参したバタフライピーのアイスティーを飲む。

ブーブーっとしつこいスマホの電源を切って、

また料理に手を伸ばした。

/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp