• テキストサイズ

私の初恋の人~その1~

第3章 初




























…(ここはどこ?)












辺りを見回すと、ここは医務室だということがわかった。



真っ暗で何も見えないが、誰かに手を繋がれている感触がある。


すると、
「…あ、おにょ?起きたのか!?」と、びっくりして
誰かが電気を付けてくれた。











(あなたは誰?何故ここに私が?)


私は何もわからなかった。





「新兵のおにょと言ったか…君はこの前起きたことを覚えているか?」と、聞かれた。





「…わからない…あなたは誰…?」
(とてもかっこいい…瞳は青く、金髪の髪がとても綺麗だ…)




「あぁ、そうか…記憶喪失になったか…これは参ったな」と、独り言のように呟いていた。そして、彼が話し始めた。


「私の名前はエルヴィン・スミスだ。調査兵団団長である。呼びやすい呼び方で呼んでくれればいい。そうだな…初めから話そう。
君は友達3人と調査兵団の見学に来ていたんだ。だが、その時運悪く巨人と、遭遇してしまった。そして兵士と共に屋根の方へ逃げていったのだが、君は足を滑らせて屋根から落ちていった。
そして、それを見た私が救った。息はあるもののずっと眠っているから兵士達と交代でここに来ている。そして今、君が目覚めたんだ。私が来た時に目が覚めてよかったよ。」
と、長々と話してくれた。

「…わざわざありがとうございます。そんなことがあったんですね…」
そして、私は半年ほど眠っていたそうだ。それまで、何があったか話してくれた。


「まず、びっくりしたのが、君の友達であったエレンが巨人になってしまったんだよ…危ないから今は地下室に彼を泊めているが、」

「へぇ…誰だろう…巨人になれるんだ。巨人って怖いものなんだ…」





「そうだ。そして、今もいつ巨人が来るかわからない…だが、彼は敵ではないことがわかった。だから、彼に色々と協力してもらっている。ー…」と、色んな話をしていた。

私の友達らしきエレンが巨人になったり、ミカサさん?が立体機動装置という宙を舞う道具を使いこなす人であったり、アルミンさんが頭脳を匠に使ったり…私の周りの人は凄い方なんだなと思った。


「まあ、わからない事があったら私に頼ればいい。」
と、優しく言ってくれた。



/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp