第2章 爆豪くんとこっそり
あたしは直ぐにぱんつを下ろして壁に手をついておしりを向けて、自分で広げながら誘うようにおしりを振った。
「折角イくならこっちにちょーだい。」
「ハッ!……このド淫乱がッ!」
口ではそんなふうに言うくせにちゃんと挿入する爆豪くん。
ぁ、でも、これやばいかも。カチカチで、すっごい気持ちいい。
「おいてめぇ、何もしてねえのにビチャビチャじゃねぇかよ。」
「あッ!だってぇ……っ!」
「舐めるだけでこうなんのか。変態だな。」
ナカを乱暴に擦られて、奥を揺すられて、優しくないのにちゃんと気持ちいい所を刺激してくる。
優等生だな爆豪くんは。
「ぁっ、きもちぃ、きもちいよぉ爆豪くん!」
「うるせえな、外に聞こえんだろうが。」
噛むんじゃねえぞ。
脅すように低い声で囁く爆豪くんの男らしい指が口の中に入ってくる。
ほのかに甘い香りがして美味しい。
どっちも犯されてる感じが子宮にキてたまらない。
腰がガクガクしちゃって足に力が入らなくなってきた私を、爆豪くんが、支えて突いた。あ、深い。
「んん゛ッ!ぅう゛うう!……ッ!……ッ!!」
「クッ……勝手にイってんじゃねえよ、クソが。」
やっばい。今、すごいの来た。力入らない。
壁についてた手がずるずると床に落ちる。
それを見た彼は私の右腕を掴んで無理矢理上体を起こさせた。
優秀な爆豪くんは、あたしの反応をもう学んでて、気持ちいいところばっかりを攻めてくる。
「ぁあ゛ッ!!」
「声出したら殺す。なんとかしろや。」
「ンッ!ふぐッ!……んん゛!!ぅう゛ッ……ッ!!」
そう言われてあたしは咄嗟に自分の左腕を噛んで声を殺す。
でも気持ちよくて、歯食いしばって、イっちゃう。
腕が痛い気もするけど、気持ちよさが勝っててもうどーでもいいや。
終わった後も力が入らなくて床に転がる。
うー、立てない。気持ちよすぎた。
視線を感じてそちらを向くと爆豪くんがじーっとこっちを見てる。こっちっていうか、私のくっきり歯形の付いた左腕を。
見てたかと思うと、その腕を取り、歯形を重ねるように噛み付いてきた。
「ぅあ゛ッ!」
痛くて彼を睨むと、満足気に歯形を眺め、優しく撫でてた。
なによそれ、ちょっときゅん。
「死んでろやクソが。」
そう言って片付けもほとんどやってくれた。
爆豪くんは優しい。