• テキストサイズ

あいとはなんぞや【R-18】

第1章 消太さんといつもの




繋がったまま倒れ込んでくる消太さんが、あたしの髪を優しく撫でながらキスしてくれた。
まだぼーっとしてるけど、嬉しくてへらって笑う。
消太さんもフッて笑って、またちゅーした。


あたし達は、もうずっとこんな関係だ。
なんにも知らないあたしに、消太さんは色んなことを教えてくれた。
お勉強も、個性の伸ばし方も、えっちの仕方も、男の子の喜ばせ方も。
あたしは消太さんに救われた。
消太さんの自慢になるようなヒーローになりたい!

だから消太さんがいる雄英高校に絶対進学しようと思ったんだ!
合格した時は嬉しくて嬉しくて、消太さんありがとうって言ったら、お前が努力したからだろって頭撫でてくれた。
まあその後のえっちはめちゃめちゃにいじめられたけど。

でもそんな消太さんの優しさと、意地悪さがあたしは大好きなんだ。



「お前、明日入学式だろ。」

「うん!友達いっぱいできるかな?」

「ああ。」

「たのしみだなー!」

「……お前が生徒か……。」

「なによぅ、不満なの?」

「いや、なんか実感わかねえなと。」

「なーに言ってんの、」


今までだって充分、えっちの先生だったでしょ?
そう言って笑ったら、そうだったななんて消太さんも笑う。


「そしたら、まだまだ色々教えることがあるなぁ。」

「んっ、ねぇ、消太さん、またちょっとおっきくなってない?」

「そんなことねえよ。俺ももう歳だからな。」


また元気になるまでお前に頑張ってもらうわ。
消太さんの手がわたしのおっぱいを撫でる。
まだ敏感だった身体は、いとも簡単に反応する。
それを見てニヤリとこの世で一番悪い顔する時の消太さんは、誰よりも意地悪だ。

/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp