第5章 ロミオ&エディのお父さん
だが、それを聞いたマオモアゼルハ突然青ざめてしまった。「人間をここに連れてきたって―――ぇ」
そう魔法使にとって人間は普通は天敵である。
なぜなら、人間が魔力のあるものに触れると防備魔法をかけていればまだ大丈夫なのだが、かけていないと一気に魔力が消えてしまう。
さらに、ここ魔法界に連れてきたのなら、特にヤバイ何をしだすかはわからない。そう、行動不能なのである。
だから、もしも、魔力が貯めてある、魔法石になんか触られちゃ、魔力が一気に消える。
そんなことが起きて危機感を感じない魔法使いはいるだろうか?もちろんいないだろう。
その例としてマオモアゼルモその一人、マオモアゼルはとてもびっくりして、倒れてしまった。