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【短編集】夢路【B-project】

第4章 pillow talk【金城剛士】


チュッ。チュ。
リップ音が聞こえて、鼻と鼻が擦れる。
私は浅い眠りから目を覚ました。

「ん…………?」

瞳を開けると、剛士くんの赤い瞳と目が合った。
私は今日の家事を終えてとっくに就寝したはずだったのだが、剛士くんのキスで起きたらしい。

「んっ…………」

唇を舐められて口をこじ開けられた。
剛士くん、いつ帰ってきたのかな。
私が最近買った、お気に入りのボディソープの、ラベンダーの香りがする。

「はぁっ。ん。」

舌を絡められ、歯列をなぞられる。
長く深いキスに、愛を感じた。
剛士くんは、わたしが起きたことに気づいたらしく、服を捲って身体を愛撫し始めた。

「……っ。剛士くん、おかえりなさい……」
「…あぁ。ただいま。」

返事の後、すぐに胸にかぶりつかれた。

「あぁっ。ぁん。」

いつもギターを弾いている硬い指先で、乳首を転がされてる。
大好きな剛士くんに触られてるってだけで、気持ちよくて、股がキュンとなった。

「はぁっ。……ん……」

また深いキスが降ってきて、履いていた下着ごとパジャマを脱がされた。そのまま秘部に手が伸びる。
ベッドに横たわりながら、剛士くんが背後からわたしを攻めている。

「あぁん。」
「びしょびしょ……」

剛士くんにフッと笑われた。恥ずかしくて顔が熱い。

「あっ、あっ……」

わたしの小さな中心を、ぬるぬると優しく擦られて、甘い痺れが広がった。
恍惚としてきたところを止められて、指を挿入された。

「あっ!!」

剛士くんの荒い息が首にかかる。剛士くんも興奮してるんだ。
わたしのナカをたくさん掻き回して、剛士くんの大きなモノがあてがわれた。

「ゆかり。入れるぞ…」
「んっ。いいよ、きて。」

2人とも横たわったまま、後ろから挿入された。

「はぁっ!あぁっ。」

すぐに緩やかな律動が始まって、剛士くんとひとつになった。
剛士くんがわたしの乳首を転がすと、わたしのお腹がキュンとして、剛士くんの声が首にかかった。

「く……っ。」
「あぁ。あん。」

剛士くんの手が、快感で反り返るわたしの腰をなぞる。
それだけでゾクゾクきて、さらに剛士くんを締め付けた。

「すっげ…締まってる。気持ちイイ。」

剛士くんがわたしの耳元で囁いた。
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