第4章 pillow talk【金城剛士】
「あぁん。わたしも、気持ちイイ…っ。」
剛士くんはわたしの脚を持ち上げて、さらに深く挿入してきた。
私の奥に剛士くんの先端がぶつかって、腰に甘い痺れが広がった。
「あっ。そこ、ダメっ。」
「…っ……」
剛士くんの動きが激しくなって、頭が白くフワフワしてきた。
「も、イッちゃう。」
「俺も、イく……っ」
2人とも奥で果てた。
ナカに出された感覚と痙攣と甘い痺れで、頭がぽーっとして、しばらくお互い荒い息で、繋がったまま抱き締めあった。
「ゆかり。愛してる。」
「剛士くん、愛してる…」
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「眠れない。」
少し寝て起こされたわたしは全然眠れなくて、深夜にもかかわらず剛士くんにめちゃくちゃ話しかけていた。
「でね。最近ハマってるゲームで、いま結構進んでて。」
「おー。」
自分は携帯弄って動画みてるけど、ちゃんと返事してくれる。
「その人の作品は登場人物が少しダークなところが良くて。」
「ほー。」
夜更かしはよくないと思いながらも、お話が止まらない。
「今週のアニメを見てたら、CMでめっちゃ美味しそうなハンバーガーあって。でも、一人で食べるより、剛士くんと食べたいと思って。今度休みが合うとき、一緒に食べに行こ。」
「…………」
あれ?寝ちゃったかな。
剛士くんの方を向こうとしたら、ぐっと剛士くんの胸板に引き寄せられた。
「おう。そうだな。」
なんか、剛士くん、嬉しそう。
ハンバーガー楽しみなのかな。
早く食べたいね。
END