• テキストサイズ

【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第158章 ◇第百五十七話◇白い鳥達の祝福を受けて【運命の決戦編】


それから、エルドが彼に気づいて食堂の中に招き入れていたけれど、私は相変わらずブーケを抱きしめて、黄色のドレスを風に躍らせていた。
そうしていると、リヴァイ兵長に声をかけられた。

「いねぇと思ったら、こんなとこにいたのか。」

振り返ると、疲れた顔のリヴァイ兵長がいて思わず苦笑する。

「酔っ払いのゲルガーさんとモブリットさんと楽しそうにしていたから。」
「本当にそう見えたのか。」
「全く。」

悪戯に笑う私の手を、リヴァイ兵長が握る。
そして、並んで空を見上げた。
真っ青な空を、白い鳥達が自由に優雅に、とても楽しそうに飛んでいた。
ありがとう、フロリアン。
ありがとう、みんな。
私は今、最高に幸せだ。
/ 1058ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp