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【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第117章 ◇第百十六話◇余韻【女型の巨人編】


赤い夕陽が、リヴァイ兵長の顔を妖しく照らして、熱を蘇らせた瞳は色っぽくてー。
やっぱり、ズルい。
困ったように眉尻が下がるけれど、口元はきっと私の嬉しさを隠せていなかったと思う。

「ふふ、今からですか?」
「あぁ、早急にとりかかろう。」

真面目な顔でふざけるリヴァイ兵長が可笑しくて、クスクスと笑いが出る。
少しずつ、私とリヴァイ兵長の距離が縮まっていくようで、それが何よりも嬉しかった。
いつか、どんな私もさらけ出せるようになれたらー。
それでも、私はきっと、いつまでも、リヴァイ兵長にドキドキしていそうだけれどー。
優しくて甘いキスを咥内で感じながら、私はいつかの2人を想っていた。




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