• テキストサイズ

【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第57章 ◇第五十六話◇不穏のはじまり(上)【恋の行方編】


「どうする、ライナー。新しい実験が始まってしまうよ。」
「あぁ…、ハンジ分隊長のことだ。エレンの巨人化と無垢の巨人の共通点に気づき始めるはずだ。
 それに、イルゼ・ラングナーという調査兵が遺した戦記も気になるな。」
「ハンジ分隊長が持ってるのかな?」
「さぁな。とりあえず、俺達はもう調査兵だ。下手に動いて怪しまれてもマズい。
 アニがに会いに来る日まで待つしかねぇ。」
「そうだね…!」

誰もいなくなった図書室で、難しい顔のベルトルトとライナーが不穏な会話を繰り返していたことを、調査兵団の兵士達はまだ誰も知らない。
/ 1058ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp