第4章 プール付きカジノ
早速業者に連絡して、カジノのメンテナンスとプールを作る工事に着手するよう手配するチョロ松。格闘家たちも師匠について行ってしまった。
「マイリル○○。お前たちはどこで暮らしているんだ?」
「SP控え室です」
「オゥ…。あそこは狭い上に、寒かったろう?俺たちの屋敷に来い。部屋はたくさんある」
「でも、オーナー」
「ノンノン、ハニー。カラ松と呼んでくれ」
「………カラ松さん…」
「んー。本当はタメ口がいいんだが、まあいいだろう」
カラ松は○○を抱きしめた。
「マイスイートハート、愛してる」
「オーn………カラ松さん…。私もです」
「おそ松さん!大好き」
「俺もだぜ!」
六つ子たちはそれぞれの歌姫と愛を語り合う。おそ松たちは○○たちを松野邸へと招いた。
「今日からここはハニーたちの家でもあるんだ」
「部屋はどうする?好きな部屋、使ってくれていいよ」
「え、一緒に寝ないの?セクロスしたい!」
「んんー、じゅうしまぁつ。あからさま過ぎるぞぉ?」
すると○○がカラ松の服の裾を、くいっと引っ張った。見れば顔を赤らめてモジモジしている。
「あ、あの、だ、だいt」
思わず抱きしめるカラ松。
「いいんだな?」
「…はい」
それから数週間後。○○たち6姉妹とおそ松たち六つ子の合同結婚式が行われた。
「綺麗だぜ、マイハニー」
「素敵よ、ダーリン」
「皆一緒に結婚できて、よかった!」
「おーい、待ってくれ!」
声の方を見ると、師匠が格闘家たちと一緒に走ってきた。
「お前たち、冷たいじゃないか。わしらにも祝わせてくれ」
「「おめでとうございます!!」」
「皆さん、ありがとうございます!」
ちょうどその日がプールの工事が終わる日だった。
「よし、みんな水着買いに行くか」
「一番プールだね!」
「やったぁ!」
季節外れの水着は、思った以上に安く買えた。意気揚々とカジノへ行き、プールへのドアを開ける。プールは室内なので、雨が降っても入れる上に冬場は温水プールにもなるよう作らせた。
「プールだぁああぁぁ……………………あ?え、プール、だよね?間違いじゃないよね?」
「プールだぜ、ブラザー」
「カラ松。お前さぁ、やっぱ馬鹿だよね」
「何でこんなのにしたの?」