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進撃の巨人ーanother storyー

第2章 reopen -再開-




(んー。困ったな……。このラルって子にもリヴァイを調査兵団に入ってもらうよう、説得してもらいたかったが、ここまで拒否されるとは……まぁ仕方ないが……)


「どうしても無理か?」


それでも引き下がらないエルヴィンにさすがのリヴァイも我慢の限界だったようで……

「しつこいぞ。」

と、リヴァイはエルヴィンを睨み付ける

そんなリヴァイにエルヴィンは内心ため息をつく。本当に困っているみたいだ。

「この世界はリヴァイ、君には狭すぎる。もっと見るべきだ。この壁の中だけではなく、壁の外を!世界を!」


エルヴィンの説得にリヴァイは特に気にする様子はなかったが、ラルの心が微かに揺らいだ


「っ……。」


ラルは昔から壁の外に興味があった。壁の中じゃわからないことも、壁の外ならわかるんじゃないか。とか、壁の中にないものが、壁の外にならあるんじゃないかとか


いろいろ、壁の外に興味津々だったラルだが、壁の外は危ないと、巨人がいるから、といろいろ言われてきたラルは、諦めていた


調査兵団というものも当時はあまり知らなく、調査兵団に憧れていた時期もあった

壁の外に出られる。自由に、鳥のように羽ばたいている。そんなことからラルは調査兵団に憧れていた


だが、年を重ねるごとに調査兵団というものを知り、後には恐怖しか残らなかったのだ。







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