第2章 reopen -再開-
別にこの日じゃなくても話せるのに、わざわざ今日、リヴァイの元を訪ねたということは裏がある
そう確信したリヴァイは、エルヴィンの誘いに乗った
「いいだろう。」
用件はあのことだろう……と確信しているリヴァイはラルをここで待たせようとするが、エルヴィンによって止められた
「ラルはここで待ってろ。」
「いや、君も一緒に来ないな?」
なんの話かも知らないラルにとって、話の内容が気になる気になる
しかも、エルヴィンに誘われて行かないわけがない
「行きます!」
ラルがなんて答えるかわかっていたリヴァイは、まんまとエルヴィンにはめられたラルに舌打ちをする
「チッ」
どうして舌打ちされるのかわからないラルの頭の上には?が浮かんでいた