第1章 零ノ刻～設定～

"王属特務零番隊"

大層な名前だけど、霊王宮の護衛が主な任務。

ただ、平和過ぎるのも考えものだ。
いやいや別に平和で困ることはないよ。平和が一番だからそれでいいんだけど、護衛ったって…ねぇ?

戦うことが無きゃ、ボケーって一日を浪費する。何も生産性の無い一日をね。
それじゃあ誰であろうとつまらないって思うでしょ?

だから私は、それが嫌だから瀞霊廷に降りる。瀞霊廷の方が色々富んでいるから。

だからって霊王宮が悪いっていう訳じゃない。キャラが濃い尖った人達が五人もいるからつまらない訳じゃない。
ただ…刺激…?…みたいなものを求めているのかも。
仕事でも娯楽でも構わない。ありきたりな毎日とは一味違った刺激を。


だから今日も私は、瀞霊廷に遊びに来ている。